去年のことなのですが、こんな質問を耳にしたのです。 皆さんは何だと思いますか。考えてみてください。
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皆さんは何を思い浮かべたでしょうか?
それぞれの答えがあってよいのだと思いますが 、僕は最初『恨むこと』かな〜と思いました。
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その人が言いました。
「愛の反対は無関心です。」
私はこの言葉を聞いて、ハッと様々なことを気づかされたことを今も鮮明に覚えています。
そして自分なりに、“愛の反対は無関心なのだから、関心を示すことが大切なんだな”と考え、 以降、それを意識することで日常や仕事の中で役立ててきました。
私が家でパソコンや本に集中しているときなど、まだ2才になりたての息子に意識がいかず、息子は騒ぎ出したりするのですが、
以前は『今、この子は愛情がほしいんだな〜。』とわかっていても、
『ハイハイ愛情ね。愛情。愛情。愛を示さなきゃ〜ね。しかし愛ってなんだ?どうすりゃいいんだ?』などと、なんともしっくりこない感じだったのです。
しかしこの“関心”というキーワードに変えてからは
「ハイハイ。わかりました関心ね。関心を示して欲しいのね。ハイハイわかりましたよ〜。」
と、まだ言葉でのコミュニケーションがうまくできない息子に対しても、お互いがよりしっくりくるようになった様に思います。
そして家内にも『関心。関心。』
スタッフにも『関心。関心。』
患者さんにも『関心。関心。』などなど。。。と意識させて頂いております。
よくわかりませんが、僕も含めてまだ日本人は“愛”という言葉があまり身についていないんじゃないかな〜 とボンヤリ思うのでした。