大文字五山送り火
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昨日16日、京都は“大文字五山送り火”の日でした。
この行事は一般的には“大文字焼き”と言った方が通じるのかもしれないですが、
京都では“大文字五山送り火”が正式名称で、京都の人はこれを“送り火”といいます。

これも京都によく来るようになって知ったのですが、“五山送り火”の言葉のごとく“大文字”一つだけではなく、他にも4つ点火されます。
ちいさな“大文字”の“左大文字”、“妙法”、船をかたどった“船形”、鳥居をかたどった“鳥居型”と 合計5つの送り火が点火されるのです。
やはり、この日の京都はちょっと人が混雑します。そして、すべての大文字がきれいに見える位置には人が多く集まるのです。
そんな、人気スポットの一つに“ 京都ホテルオークラ (旧京都ホテル) ”があります。
このホテルは、建設の段階で建物の高さと景観の問題で有名になりましたが、“大文字五山送り火”を見るにも好位置にあり、建物も高さがあるのでベストのポイントの一つなのです。
そんな状況ですので、ホテルの宿泊予約は1年前でないと無理ですし、食事の予約も1年前でないとまず無理なのです。
ですので京都の人たちや京都をよく知る人は、この“送り火”の日に“ 京都ホテルオークラ ”を予約するなんて到底無理と考えるのが普通なのです。
しかし、しかし。。。
なんとこれが予約できちゃったんですョ! これは奇跡です!
予約できたのはホテル内の和食のなんと個室です。すごいでしょ!
予約をとったのは家内ですが、約10日前に電話をかけてみたら、普通にとれちゃったのです。ホテルにコネなんてありません。
家内も普通に考えたら絶対に不可能だとは思ったらしいんですが、“やってみなきゃ解らない!”と、思い切ってトライしてみたそうなのです。
そうしたら、あっさりと予約がとれちゃった。
僕も、とにかくビックリしました。
昨日ホテルの人に聞いてみたのですが、1年前から予約していた毎年の常連の人が事情で2週間前にキャンセルになったとのことでした。
何という幸運でしょうか。素晴らしい!!
そんなわけで、昨日はすばらしい贅沢をさせて頂き、一生の思い出となりました。
家内の行動力にも感謝です。そして家内の行動からは教訓も得ました。
『不可能と思われることもチャレンジしてみなければわからない』ということを。。。
家内と家内の家族にまたまた感謝です。