岡本太郎の「明日の神話」を見に行きました ・ ・ ・
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この 明日の神話 は、原爆の炸裂する瞬間をモチーフとし、未来に対するメッセージを描いたものとのことです。
あまり芸術にくわしくない僕が、この作品の感想を述べることは避けさせていただきますが
大きい・・・ とにかく大きい。
3才2ヶ月の息子は
「みたことがない・・・みたことがない・・・」と繰り返して言っていました。
5才の頃、大阪の万博で見た 太陽の塔 は、今も自分の脳裏にも深く焼き付いていますが、この明日の神話も子供に見せてよかったと思います。

この絵は過去の特殊な経緯もあるため、現在の仮の展示会場におさまっていることは仕方がないことなのですが、
本来は、しっかりとした設備の中で絵を感じ取りながら見るのが理想かもしれません。
この絵が今後どこへ展示されるか 僕は知りませんが
広島と長崎があるこの日本で、それなりの設備と環境を整えて展示して欲しいものです。
他にも戦争や原爆をテーマにした優れた絵画もあるのかもしれませんが
この絵を単なる飾りにして欲しくはないと思います。
この 明日の神話 は、ピカソの ゲルニカ と比較されますが、この絵もゲルニカの様な存在となり世界の人々に知ってもらう様になって欲しいものです。
原爆忌や終戦記念日が近づいていますが、家族でこの様な絵画や本や映画などを見て
一緒に戦争や平和について思い考える時間を持つのはいかがでしょう ・・・
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【 ゲルニカ 】
スペイン内戦時の1937年4月26日。
ピカソの故郷であるバスク地方のゲルニカ村を、ナチスドイツ空軍がそれまでの戦争の手法に無かった無差別空爆により爆撃する。
そして村民7000人のうち2000人近くが死亡した。その爆撃は後のスペイン国家元首となるフランコ将軍の要請により行われたのでした。
ゲルニカのニュースを知り怒り憤慨したピカソは、その直後から取りつかれたようにゲルニカにとりかかり、横8m近くもある大作をわずかな期間で一気に完成させた。
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Canon EOS -1D Mark II N , EF24-70mm
絵は会場で撮影可能でした