高校球児 最後の夏・・・
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僕の患者さんにも何人か高校球児さんたちがいらっしゃいます。

特に今年で最後の夏という患者さんが2人いるのですが、彼らは本当に野球が大好なんですね。
2人とも本当に野球への情熱があるんです。純粋な野球への愛が伝わってくる様な方々なんです。そして、挨拶もしっかりしてくれるし実に真面目な患者さんです。
ま〜しかしながら、
「スミマセン。今年だけは最後の夏なので、どうしても治療にいけないんですよ。」等々と、これまた2人とも同じようなことを言ってまして、
こちらとしては、治療が進まないのでちょっと困るのですが、彼らの真面目な情熱に押され
「ん〜、もう仕方がないなぁ〜。まあ、頑張れよ。」と、
そして、一人は高校の後輩でしかも親戚でもありましたので、
「甲子園に行ったら、僕も行って校歌を歌わせてもらうよ。楽しみだな〜。」などと、すこし期待してました。
そして、この2人はなんと初戦で対戦することになりました。
スタッフも「どっちが勝ちましたかね〜」と気になる様子。
「どちらも勝たせてあげたいけどな〜」と僕も試合結果が気になり、ネットで見てみたりしてソワソワしてました。
そして試合は接戦で決着し、勝ち進んだ彼も、残念ながら最後の夏を終えることになったのです。やはり甲子園の道は厳しかった。
でも純粋に野球を愛し、それに真摯に打ち込んできた君たち2人はとても素敵でしたよ!
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だけれども・・・
ありしま矯正歯科には、他にも部活動などの都合で通院が不規則になったりする方がいらっしゃいます。
私個人としては、彼らの様に部活動なども思いっきりやらせてあげたいとは思います。
しかし、担当医の立場としては治療を引き受けておりますので、あまり患者さんのその様な都合ばかりを優先させる訳にもいきません。
患者さんの治療のことを真剣に考えるならば、しっかりと通院して欲しいのです。
あの時、2人の高校球児に、「頑張れよ!」と応援の言葉をかけた自分に対して、もっと他に彼らが気持ちよく治療を優先して頂けるような言葉や提案が出来なかっただろうかと思います。
日野原重明先生のおっしゃるような『よき臨床医』ならば、どの様に患者を導くのだろうと考え悩むのでした。。。
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前回は、地震騒動でお騒がせしました。
ちょっと、ドタバタしたので今日はお花の写真をのせてみました。
下の花は僕は何てお花かは全くわかりません。僕は花とかには全く詳しくないのです。(^∧^) スマンノウ
ヒマワリ:Canon EOS 10D , EF24-70mm , ISO 800, f 4.5 , SS 1/4000, Handheld , トリミング
下の花:Canon EOS 10D , EF24-70mm+EF25 II , ISO 400, f 2.8 , SS 1/2000, Handheld , トリミング