第33回近畿矯正歯科研究会大会に参加して参りました。
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昨日、第33回近畿矯正歯科研究会大会に参加して参りました。
今年も、近畿圏を中心に全国から多くの先生が治療例を携えて集まりました。
この研究会の特徴は、3年に1回(計2例)の治療例(症例)の展示が会員としての条件になっていることで、毎年展示している先生も数多くいらっしゃいます。
出席の先生方は、矯正治療の専門家だけでは無く、GP(General Practitioner)の先生も多く参加されており、テクニックや、出身大学などの枠にとらわれない臨床研鑽の場になっています。
臨床に熱心に取り組まれている多くの先生方の治療例を、垣根にとらわれず見て学び、直接意見交換し、もちろん自分の治療例に関しても、様々な意見を頂くことが出来ます。
そういう意味においては、これ以上の学び場は他にはなかなかありません...。
僕は今年で4年目。症例展示は8症例です。
症例展示は、他の熱心な先生にも見てもらいますので、いい加減なことはできません。
矯正専門の熟練の先生方にも受け入れられる様な治療例をコンスタントに展示するには、一時の頑張りとか気合いなどではできません。日々の地道な臨床への取り組みが不可欠となります。
毎年、この会に症例報告することは、日々の自分の臨床の取り組みを律することにもつながりますし、ひいては患者さんのためにもつながることと私は考えています。
症例展示のための準備は大変ですが、それにより得るものは本当に大きいです。
この会への参加が、自分の成長に大きく役に立っていることを実感します。
また、多くの素晴らしい先生方とご縁ができることも大きな魅力。
今回も多くの先生方と知り合え交流することができました。
今年は、近畿圏外の実力派の矯正専門医の先生も3人入り、さらに今後が楽しみです。
来年も良い症例展示ができるよう、日々頑張っていこうと思います。