日野原重明 先生
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彼女の最近のブームは、聖路加国際病院の名誉院長 日野原重明先生である。
正直に言うと私は日野原先生の本を1冊も読んでいない。
日野原先生はあまりにも有名人なので、ここでの説明は控えるが、妻の勧めでざっと目を通しその内容の素晴らしさにビックリした。
その中でも「ここ!」と妻に言われた一節を紹介したいと思う。

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”よき臨床医になるために必要なことがら”
1)患者のこころや、からだの痛みが感ぜられること
2)患者や家族の問題を明確に抽出でき、それを解く法(問題解決の技)を心得ていること
3)疾患中心でなく、疾病を持った人格体として患者に、個別的、全人的医療が提供できること
4)冷静な頭脳と暖かいこころを持つこと
5)患者や家族の立場にたってものが考えられること
6)自分の能力の限界を心得ること
7)医業をミッションと考えて生きること
8)患者や家族とのコミュニケーションがよく保たれること
9)他の医療従事者とチームをつくって共同作業ができること
10)生涯、学習を続けられる学徒であること
※引用 『道をてらす光—私が学んだ人と言葉』
日野原重明
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私は、日野原先生のこの言葉すべてが該当するような臨床医ではないと思います。
しかし日野原先生の仰るような"良医"にはなりたいなぁ。
そのためにもこの言葉を日々意識していければ。。。
教えてくれた妻にも感謝。ありがとう




