13年前の思い出と・・・人生の宝物となったスケッチブック
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皆さんはどのようにお過ごしですか >^_^<
去年のゴールデンウィークの記事では 12年前の山の思い出 を当時撮った写真と共に記事にさせていただきました。
そして今回は、その1年前の今から13年前の1993年の山の思い出です。
1993年 5月5日〜7日
僕はまだかなり残雪が残る南アルプスの鳳凰三山に出かけていました
鳳凰三山は 薬師岳 - 観音岳 - 地蔵岳 の3つのピークで構成された連山で、中央線沿線からよく見える山です
この時期でも 2,500mを超える山々ですので、まだ雪が相当に残っていました
いつものゆっくりペースで登山しましたが、人に会ったのは最初だけで、丸2日だれにも会うことのない静かな山行となりました。
今回は写真ではなく、当時描いたスケッチを紹介させていただきます
この頃は山に行くとき必ずスケッチブックと水彩の道具をザックに忍ばせていました
気に入った景色に出会うと絵を描き
夜はテントでその日の山行の日記の様なものを書いていました
10年以上前にしていたことですが
このころに残したこれらのものは、自分にとって人生の大きな宝物になった様に思えます
40歳の僕は、自分の人生をノスタルジックに振り返る様な年齢ではまだ無いのでしょうが、もうこんなことはなかなかできないかな〜
だけれど いつかまた こんな自然に一人で抱かれる時間を持つようになりたいですね。
その時は、またスケッチブックを持って行こうと思います。
鳳凰三山は、頂上付近に神々しい巨岩が散在する美しい山々です。また行きたいです。
絵に関しましては、また折を見て紹介させていただこうと思います。
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上の2枚絵:5月6日早朝。テントを張った杖立峠から見た早朝の北岳と農鳥岳。わずかに朝焼けの色が残っています。
3枚目:5月7日 11時頃 日中のグレーがかった光線の中の薬師岳の頂上付近の巨岩群